<自己診断100問のページ(ギター編)>


 ギターを演奏するにあたっての、自分の現在のレベルを知るための100の項目です。
 楽器を習いに行くべきかどうか、また、習いに行って本当に効果があるかどうかは悩むところですが、そのような場合のための自己診断に活用してみてください。
 全てyes/noで答えていただき、noの数が多い場合(50項目以上)、またnoとなった項目が重要なものである場合は、ぜひとも当方などの教室やスクールに通ってみられることをお薦めいたします!


(基本テクニック等)

1.シェイクハンドグリップとクラシックタイプグリップを目的に応じて使い分けられる

2.フィンガリングにおいて、人差し指から小指までの指全てを均等に使うことができる

3.正確な音程で、確実にチョーキング(ベンド)ができる

4.どのような時でも、また、どの指でも、毎回同じ幅と周期で、きれいにビブラートをかけられる

5.アンプから音を出さなくても、十分に生音が聴こえるような強さでピッキングができ、また、必要に応じてピッキングの強さをコントロールできる

6.ハンマリング・オン、プリング・オフを行なっても、音が小さくならない

7.ダウンピッキングとアップピッキングを、常に同じ音量/音質で均等に行なえる

8.左右の手の各部分でのミュートを確実に行い、雑音(ノイズ)を出さずに弾くことができる

9.ハーモニクス、また、ピッキングハーモニクスをいかなる時でも直ちに出すことができる

10.きれいな音でブラッシングミュートを行なえる

11.空ピッキング、ブラッシング等を交えて、正確に16ビートのコードカッティングを行なえる

12.オルタネイトピッキングで3連符のフレーズを長時間弾き続けられる

13.スライドを用いて、目的の場所に確実にポジション移動を行なえる

14.単音ピッキングにおいて、1弦から6弦まで確実にミュートピッキングを行なえる

15.目的に応じて、オルタネイトピッキングとエコノミーピッキング(ダウンまたはアップの連続となるピッキング)を使い分けられる 

16.ブリッジミュートをかけずに、1つ1つの音を分離させながら、スウィープピッキングで弾くことができる

17.ハンマリングオン/プリングオフを行なう際(特に人差し指の時)に、手首(手の平)があまり動いていない

18.5/6弦等の低音弦を押さえた場合に、弦を引っ張ったり、押し上げたりしていない

19.シェイクハンドグリップ/クラシックグリップ共に、人差し指から小指まで押弦した状態で、各指が全て平行になっている(ガニマタのように互いに外側に開いたりしていない)

20.クラシックスタイルのグリップにて、人差し指と小指が指板上いかなる場所でも1本の弦上で5〜6フレット幅で開くことができる


(個人での練習方法関連)

21.クロマチックパターンでのフィンガリングの基本練習を毎日行なっている

22.スケールを使用したフィンガリングの基本練習を行なっている

23.練習の際には、メトロノームを使用している

24.メトロノームを使用して曲を練習する際には、ノーマルテンポだけでなく、スローテンポでも行なっている

25.個人練習時にも、なるべく録音して聴くようにしている

26.曲をコピーする際には、スコア譜を見るだけでなく、原曲を細かく聴いて確認するようにしている

27.ギターソロをコピーする際には、1音ずつしっかりと聴きとって、確認しながら行なっている

28.曲のコピーの際には、コード進行を確認し、keyを見つける等のことを行っている

29.ギターソロのコピー時には、どのようなスケールを使用しているか等を確認するようにしている

30.単音/和音共に、耳コピーを行なうことができる


(楽譜、リズム等関連)

31.各種音符/休符の長さを理解している

32.譜面における調号、変化記号、繰り返し記号等、各種記号がわかる

33.”2拍3連”を、正確に弾くことができる

34.五線譜またはタブ譜があれば、曲を聴かなくても、おおよその状態で弾くことができる

35.4ビート/8ビート/16ビート等の各種ビートの意味、およびその基本リズムパターンがわかる

36.自分の考えた曲(または曲の一部)を、譜面化することができる


(その他演奏実技関連)

37.1つのコード名に対して4種類以上のコードフォームで押さえることができる

38.メジャーコードフォームを変形させて、マイナー、セブンス等の各種コードフォームを作り出すことができる

39.コード進行を与えられれば、伴奏に合わせて、スケールを使用したアドリブを行なうことができる

40.1つのコード進行に対して、2種以上のスケールを使用してアドリブを行なうことができる

41.ギターまたはボーカルのメロディラインに対してハモリを付けられる。また、ハモリの仕組み(理論)を理解している

42.コード進行を聴けば、それに合うようなメロディラインを頭の中に思い浮べることができる。または、声にて出すことができる

43.コード進行を与えられれば、場合に応じて自分でコードフォームを選び(作り)、それを使用して演奏することができる


(楽器の知識等)

44.好ましいチューニングの方法を知っている

45.オクターブチューニングの意味とその方法を理解している

46.各種の弦長(スケール)について、その特徴と効果を理解している

47.ネックおよびボディに使用される代表的な木材各種が持つ音質の特徴について知っている

48.ネックの太さや、ボディの大きさ/厚さが音に与える効果を理解している

49.ピックアップの種類と、それらの特徴を理解している

50.弦のテンションの意味と、それが与える効果を理解している

51.ネックの反り調整、弦高調整を自分で行なうことができる

52.楽器のボリューム、ジャック等のメンテナンスを自分で行なうことができる

53.ハンダ付けを必要とする電気部品の交換を、自分で行なうことができる


(アンプ、エフェクター等)

54.チューブアンプとトランジスタアンプの相違点について理解している

55.アンプにおける各ツマミの意味、およびその基本的な設定の仕方を知っている

56.プリアンプおよびパワーアンプとはどのようなものか理解している

57.エフェクトループ(SEND-RETURN)の機能がどのようなものか理解している

58.インピーダンスについて理解している

59.歪み系エフェクターにおいて、オーバードライブ/ディストーション/ファズの3種の違いを理解している

60.コンプレッサーおよびリミッターの効果とその利用法を理解している

61.”空間系エフェクター”とはどのようなものかわかる

62.パッシブタイプのピックアップ、およびアクティブタイプのピックアップとはどのようなものか、また、その長所/短所を理解している

63.ノイズゲート、およびノイズリダクションとは、どのようなものかがわかる

64.使用するシールドやエフェクター等によって、音が劣化するのを感じたことがある

65.演奏する曲のジャンルに対して、自分なりのエフェクターおよびアンプの接続/設定が確立している


(バンド練習/演奏等)

66.スタジオでの練習は、必ず録音して、後でメンバー全員が聴くようにしている

67.スタジオ練習においても、バンド全体の音量バランスを考え、各アンプの配置や音量設定等を考慮している

68.PAがどのようなものか、理解している

69.スタジオ練習時での、マイク/ミキサーのセッティングを行なうことができる

70.曲の中で問題のある部分は、その部分だけの練習を行っている

71.曲中のリズムのキメ部分等は、バンド全員で譜面等を使用してリズムの確認を行なっている

72.オリジナル曲を作った場合は、楽譜またはコード進行表等を必ず作っている

73.バンドのリズム隊(ドラムスとベース)だけでも、スタジオに入って練習している。または、通常のスタジオ時にリズム隊のみで演奏してもらうことがある

74.バンド演奏時には、ドラムスの音だけを頼りにせず、自分でもリズムを感じ、それをキープするようにしている

75.バンドメンバーにおいて、やたらと爆音を出したり、始終弾きまくっていて、メンバー間の話ができなくなる等の迷惑者はいない

76.ライブ直前のスタジオ練習は、ライブでの流れに沿ったリハーサル形式で行なっている

77.事前に、ライブのリハーサルで演奏チェックに使う曲、またはチェックする曲の範囲を決めている

78.ライブにおいては、モニタースピーカーからの音量や、自分のアンプの音量について常に考え、気を配っている

79.ライブのステージ上においては、動きながらも、ある程度しっかりと演奏をすることができる

80.バンドの宣伝方法のアイデアを常に考え、それを実行している


(音楽理論、作曲等)

81.スケールとはどのようなものか、説明できる

82.コード進行のkeyとはどのようなものか、説明できる

83.度数による音程の表示の方法を理解している

84.各種コードの作り方を理解し、構成音を度数によって書くことができる

85.メジャー/マイナー各keyのダイアトニックコードを全て書くことができる

86.ブルースコード進行、ブルーノート、およびブルースでのアドリブについて理解している

87.機能コード、および機能コードによるコード進行のパターン(ケーデンス)について理解している

88.コード進行を見て、keyを判断することができる

89.コード進行およびkeyによって、使用できるスケールを判断することができる

90.メロディラインにコード進行をつけることができる

91.メロディラインから、keyを判断することができる.

92.代理コードとは、どのようなものかを理解している

93.セカンダリードミナントとは、どのようなものかを理解している

94.パッシングディミニッシュとは、どのようなものかを理解している

95.マイナースケールの3種類がどのようなものかを理解している

96.セブンスコードの特性を説明することができ、また、使用できるスケール等について理解している

97.終止形について、説明することができる

98.テンションノート、テンションコードについて理解している

99.分数コードの意味と作り方について理解している

100.目的に応じて、コード進行をアレンジすることができる